神学生ニュースレター【8/30更新‼】
安部 純 神学生(長崎カトリック神学院)高校三年
9月号
ニュースレター8月号
梅雨が明け連日厳しい暑さが続いておりますが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか?早いもので1学期が終わり、暑さを凌ぎつつ良き夏休みを過ごしております。今年は休んでばかりはいられないのが現状ですが、自分のやるべきことを忠実に果たしていこうと思います。
さて8月に入り、平和旬間が間近に迫っています。私が現在生活している長崎カトリック神学院、長崎南山高校どちらも爆心地から程近い所に位置しています。にもかかわらず、私自身この6年間平和について学ぶ機会が少なかったように思えます。コロナ禍だったということもありますが、長崎の学生はほとんど小学生の内に平和学習が行われるそうです。確かに登下校中に多くの小学生が平和公園や浦上教会の周辺にいたような気がします。高校3年生になり長崎で過ごす最後の年ですから少しでも平和について考えていきたいものです。
来年2025年は戦後80年を迎え、更にカトリック教会は聖年の日々を過ごすことになります。この2つの大きな節目に向けて今年は準備の年として心構えをしなければならないと思います。
神学科4年 山頭牧夫 助祭
ニュースレター9月号
8月 ニュースレター
照りつける太陽の日差しの強さに驚くばかりです。いよいよ夏本番といった所でしょうか、くれぐれも体調にはお気を下さいませ。 先月号より、小神学生が寄稿を始めておりますね。仲間が増える感覚、嬉しさと少々のプレッシャーを感じている所です。私の原稿のクオリティーは大丈夫なんでしょうか…… さて、仲間が増える体験がもう1つありました。7/20にパウロ会に所属する同級生が、助祭叙階のお恵みを頂いております。 先行き厳しい時代であるのは事実かもしれません。けれど、司祭召命に応えようとする私たちの仲間がいる事もまた事実です。 神様の呼びかけに、皆で共に応えていきたく思います。いつも支えていただき、心より御礼申し上げます。 感謝と祈りのうちに。
2024年7月号
ようやく梅雨らしくなってきたこの頃、ニュースでは梅雨明けが迫っているとの事でした。関東の水がめは大丈夫なのか心配になってになってしまいますね…大分はどうでしょうか?雨も暑さも程々にしてほしいものです。
感謝と祈りのうちに。
6月大分教区ニュースレター
大分教区メッセージレター 5月号
2024 大分教区ニュースレター 5月号
この度、皆様のお助け、お支え、祈りによって助祭叙階のお恵みを頂きました。心より感謝申し上げます。頂いた途方もない大きな恵み、どのようにお返しすればよいのか見当もつきません。まずはよく見つめ、触れ、味わっていきたく思います。
私の個人的な願い、望みだけではここまで歩んでくることは出来ませんでした。皆さまの物的・霊的な援助がなければ、有り得ない事です。本当にありがとうございました。
少しでも皆さまにお返しできるように、自己養成を続けるとともに、最高の教師であるイエス様に倣い続けていく所存です。どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
さて、東京での生活、日本カトリック神学院での生活も本格的に始動しております。総勢20名のメンバーの中で生活しております。人が多い分、様々な刺激を受けますし、出来ることの選択肢も増えたように思います。新しい神学校で、これからの日本の皆様にたいする神様の召命のお手伝いができるよう、準備を進めていきたく思います。
司牧実習では、荻窪教会にお世話になっております。こちらでは、中高生会、助祭奉仕、入門講座を担当させていただいております。この荻窪教会は辻茂神父様が主任をされていらっしゃいます。実は、私は4年間東京の八王子教会にお世話になっていたのですが、当時、主任をされていたのが辻神父様でした。不思議な縁、神様の計らいを感じずにはいられません。
思い返せば、大分教区に加えて頂いたのも小神学校のころにお世話になっていた、故・浜口司教様の助けによるものでした。様々な場面で助けの手を伸ばされること、神様の与える恵みを感じずにはいられません。このお恵み、そして皆さまの助けに感謝を捧げながら神学校生活を続け行きたく思います。
2024年4月号
大分教区ニュースレター 4月号
みなさま主のご復活おめでとうございます。この言葉を心の底から感じ、みなさまと分かち合いたく思います。喜びを持って生きていくことができるように。 少し硬くなりましたが、今年度もよろしくお願いいたします。新年度となり現在、東京の神学校で荷解きを終えた所です。福岡の神学校が役目をいったん終え、日本の神学生が東京の日本カトリック神学院に集まって、共に学んでいくことになりました。何卒、これからもお支え頂ければ幸いです。
新春から色々なことがありました。信じられないようなニュースの数々、そして個人的な部分では各種の試験、帰省、各地の叙階式、自身叙階に向けた黙想、これ等を通して自身と神様との関係を振り返る良い時間になったように感じております。 助祭叙階、これまでに準備を続けてきたにもかかわらず、直前になると不安が頭をよぎります。本当に私に務まるものなのか、資質を持っているのか、本当に神様は呼んで下さっているのか。自問を続け、そして私なりに祈ってきました。そして不思議なことに、本当に不安になったときに、どうしたらよいか分からなくなったときにみ言葉に答えを頂くことがありました。
「出来れば分かりやすいメッセージが欲しい。」と大きく悩んでいるその日に読まれたみ言葉は、弟子に対する召命の場面でした。この箇所を読んだ時に、最初に私は少し怖くなったことを告白します。神様の途方もなく大きな力と、望みを感じたような気がしました。 それから喜びと安堵が湧きあがりました。不十分な私ですが、神様が望んでくださるのであれば、力づけてくださるのであれば、どうにかやっていけると思うのです。
ご復活の翌日の福音の冒頭で、婦人たちは恐れながらも喜びという箇所が目に留まり、先ほどの休み中の体験を思い出しました。
もしも、私のような者でも必要としてくださるのであれば、お応えしたく思います。そしてそのために準備を続けていきたく思います。皆さま、今年度もよろしくお願いいたします。
2024年3月メッセージレター
四旬節を迎え、自身の足りなさと向き合っている所です。関係がうまくいっていない兄弟との関わりに、心が揺さぶられているのを思い知らされました。
自分の中に、悲しさ、苦しさ、そして苛立ちが沸き起こるのに気付かされます。これらの感情はある程度コントロールする事は可能ですが、完全に止めることは出来ません。「簡単に赦すことが難しい。」人の弱さ、限界を感じずにはいられませんでした。
やはり、神様の力を頼る必要があります。これまでの私に諦める事なく恵みを与え、弱さからくる罪を赦し続ける神様に、力を頂くより他の道はありません。
神様が与えられる無制限の赦しに触れ、神様の赦しを少しでも分け与えることが出来るよう、求め続けていきたく思います。
先日、助祭叙階のおゆるしを頂きました。
これはまさに皆様のお祈り、お支えあっての事です。そして皆様を通して、神様の助けがあった事を信じたく思います。
足りない所だらけの私だからこそ、助けが必要です。皆様、どうぞこれからも宜しくお願い致します。
大分ニュースレター2月号
さて、神学生生活の最終年度、そして福岡神学院の閉校と考えるべきことは沢山あります。沢山あるのですが、ここへきて対人関係での悩みに直面しているところです。ある友人が、大いに苦しんでいるのですが、どのようなアドバイス、どのような対応をして良いのかについて悩んでおります。第一には彼の未来を考えたうえで対応する必要があるのは分かってはいるのですが、果たして私が選ぼうとする選択は正しいのか分からなくなってきました。
彼のために祈り、そのうえで神様の下さるヒントを懸命に探して、苦しんでいる友人に対応できればと思います。
この件を含め、自身の至らなさを再確認させられているところです。このような私を支えてくださる皆様には、感謝するばかりです。いつも霊的・物的に援助を頂きありがとうございます。皆さま、そして皆様を通して働かれる神様の恵み、あわれみに信頼をもってこれからも歩みを続けていく所存です。
まだまだ寒さが厳しいので、体調を崩されぬようご自愛くださいませ。
大分教区ニュースレター 1月号
- 大分 メッセージレター 1月号
段々と時の流れが速くなり、新年を迎えることがどこかで他人事になってしまうことは無いでしょうか?今まさにそんな思いをしております。いかがお過ごしでしょうか。
大分教会の皆さま、新年おめでとうございます。昨年は本当にお世話になりました。拙い教話に、上手くまとまりのない説明、更には横着な物言い、思い返すと頭が痛くなってくることばかりです。
けれど、思い返すと本当に良いこともあったんです。私の様な人の話をよく聞いて下さった方が、沢山いらっしゃいました。温かく感想を伝えてくださった方、私という人間に付き合ってくださった皆さまがいらっしゃいました。もしも宜しければ今年もお付き合いいただければ幸いです。
私事ですが、今年は大きな変化がある年だと捉えております。神学校生活の最後の年を迎えること、また、東京の日本カトリック神学院に通うことになりました。不安は有ります、けれどしっかりと準備をしたうえで、後は神様に信頼して歩みを続けていきたく思います。本当に足りないところだらけの私ですが、皆さまこれからもお祈り下さいませ。私も微力ながら祈らせていただきます。今年もよろしくお願いいたします。
ニュースレター12月号
今年は秋の出番があったのでしょうか、極端な気温が続き体調を崩されていなければ幸いです。いかがお過ごしでしょうか。こちらでは、神学院祭及び神学院感謝祭をどうにか無事に行うことが出来ました。皆様の参加、祈り、ご援助があっての開催です。心より御礼申し上げます。ありがとうございました。今年も早いもので、あとひと月で年末年始といったところです。
皆様が建てられた今年の抱負はどのようになっているでしょうか…無事に達成されつつあることをお祈りいたします。
教会の暦、教会の一年はキリストの誕生に向かっていく待降節から始まって行きます。そう、先日迎えた「王であるキリスト」の祭日を祝い終え、待降節第一主日をもって教会の一年は新しいものとなっていくわけですね。世間よりも一足先に教会は新しい年を迎えていきます。イエス様がこれより来られます。
イエス様にもこの世に来られるときに目的、つまり抱負がありました。それはもちろん私たちが救われる事です。命そのものである神様から離れて、私たちが滅ぶことがないようにこの世に来られました。このことに私たちは信頼を置くべきではないでしょうか。 神様が裁くことがあるとすれば、それは私たちが滅びの道を歩まないように守るための裁きだと私は信じています。
私たちが滅びることがないように、そのためにイエス様は来られます。私たちの罪の赦しのために、神様の所に帰ることが出来るようにご自分のいのちをささげられます。
王であるキリストは少し、いや、大いに変わった所のある王様だと言えるでしょう。王様なのに、その権力を使って支配するわけではありません。そうではなく、私たちの救いの為に自らを捧げる、奉仕する王様です。私たちもこのキリストのやり方に倣って、小さいくされた方々に向かっていくことが出来る恵みを求めてまいりましょう。
ますます寒くなってきますが、お元気にしていてください。クリスマスにまたお会いできることを楽しみにしております。
メッセージレター11月号
福岡で過ごす最後の年度、神学論文、個人的な課題、やるべきことは山のようにあるのですが、神学院祭が近づいて来ております。11月3日に開催されますが、この日は大分教区司教座聖堂献堂記念日でもあります。これをどう捉えるべきでしょうか、日程が重なりどちらに参加すればよいのかを嘆く必要はないと思います。
神学院祭は、もともと召命の日としてスタートしております。司祭召命だけではなく、参加するすべての人が、神様の用意する命の召し出しに答えることを祈り求める日なのです。この召命のための日が、大分教区の献堂記念日と同じ日であることに、何らかの意味があるのではないでしょうか。教区の中心となる聖堂の記念日を祝いながら、それぞれが神様の呼びかけに精一杯答えることが出来るよう、場所が違ったとしても同じ祈りをささげていきたく思います。
また福岡でも皆様の来院を心よりお待ちしております。当日は当神学院の卒業生である森山司教様のお説教をはじめ、こどもから大人の方まで参加ができるプログラムを準備しております。それでは、共に良い日を迎えましょう!
2023年10月号
大分 ニュースレター10月号
ようやく秋めいてきたこの頃、神学校では蝉が最後の命を燃やして鳴き声をあげております。神学院で迎える事になるこれからの行事に、しっかりと力を注ぐことが出来ればと思います。
前置きが長くなりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。いつも、お支えくださりありがとうございます。夏休みは大変お世話になりました。クリスマス・年末年始の休暇までしばらく福岡神学院にて研鑽しております。
さて新学期を迎えるにあたって、東京神学院との交流会及び、黙想会が開催されました。皆さまがご存じの通り、来年からは福岡神学院と、東京神学院が統合される事になっております。このことに関して、私自身も少なからず寂しさを感じていた部分がありました。自身の母校が閉まることは誰にとっても寂しいことではないでしょうか。
しかし、今回の交流会で少しだけ前向きになることが出来る経験をしました。普段の祈りの時間であれば、誰が声を出しているか聞き取ることが出来ます。養成者を含め、10人に満たない小さな共同体であれば、仕方のないことかもしれません。所が、東京のメンバーが合流して共に祈ったときに、大きな声が聖堂の中に響き渡りました。思わず心が高まるのを感じました。
そして、交流する中で様々な個性を持つ人たちに再会しました。リーダーシップにあふれる人。多くは語らずとも、必要な時に必要なことを語る人。底抜けに明るい人。周りをしっかり見て、声をかけていく心優しい人。枚挙するにいとまがありません。
この人たちとかかわっていくことで何かが生まれる、それだけでなく、この人たちとともに暮らす親密な仲間になっていく。このことを考えるときに、こんな危機的な中でも神様は常に恵みを与えてくださることを感じたように思います。
彼らとのつながりがこれからの私たちの活動を助けることを確信して、東京へ向かう準備を進めていきたく思います。皆様、新しい体制として動いていく私たちのために、これからもお支えをお願いいたします。私も微力ながら祈らせていただきます。
吉岡 ハル 神学生(長崎カトリック神学院)高校二年生
8月号ニュースレター
はじめまして 坂ノ市教会出身、長崎カトリック神学院の高校2年吉岡ハルです。先月の安部純先輩とともに、今月から神学生ニュースレターを書かせていただくことになりました。どうぞよろしくお願いします。神学生は先月の19日から夏休みに入りました。この長期休み中も、神様と向き合うことを忘れず、心身の疲れをとるとともに勉学にも励んでいこうと思います。
神学校では先日、小神学生5人と現在大学4年生の神学生1名と神父様2名でキャンプに行かせていただきました。大学4年の先輩神学生は約1年の留学から帰ってきたばかりでしで、自分には想像もできないような体験談を聞かせてくださいました。その話にその国のキリスト教の特徴だったり日本のキリスト教との違いだったりが出てきて、聞いているなかで自分ならこれに気づけるだろうかと自分の未熟さを感じました。また、留学から帰ってきて話す話は自分が1番伝えたい話だと思います。その方がその話をしたのを聞いて、自分ならこうはできないだろうなと自分の心の中心に神様がいらっしゃらないことに気付きました。小神学校卒業まで残り1年と少し、自分を磨き上げて自信を持って「自分は神様に忠実な神学生だ」と言えるようになりたいと思います。
暑さが本格的になってまいります。どうぞご自愛ください。