大分教区の召命の日

青年の祝祭(ローマ)に参加した青年たちからのインタビューです!!


大分教区青年 大口 暖翔 
1.今回のローマ巡礼で1番インパクトを受けた事
→教皇ミサの人数です。概算で100万人ほどいたと聞いて驚きました。
 
2.1番きつかったこと
→野宿です。暑かったし、風が吹くと砂が舞うし、寝ている時に雨が降ってきたからです。
 
3.もう一回行ってみたいと思うか?
→もちろんもう一度行きたいです。
 
4.カトリック信者であることをどう思うか
→日本だと少なくてカトリックであることを伝えるのをためらうが、イタリアに行って世界の人と関わることで
信徒として繋がることができて、カトリック信者でよかったと思います。
 
5.キリスト者であることについて考えが変わったか
→今回の巡礼で関わった人々の生き方やバックグラウンドから、自分のこれからの信仰生活を見つめなおす
きっかけになりました。
 
6.日本の教会はなぜ若者が少ないのか
→海外の宗教と思われがちだと思うのと、まだまだカトリックについての認知が足りていないと思います。
 
7.どうしたら洗礼を受ける人が増えると思うか
→洗礼講座を受けるまえに、まず教会に来てもらえるようなイベントを作って、
聖書を用いて深く味わい分かち合う時間を作るといいのではないかと思います。
 
8.青年として新たにやってみたい活動はなにか
→大分教区の青年を増やすために活動したい。そしてオンラインやオフラインイベントを通じて他教区、
世界を通じて同じ信仰を持っている青年と繋がるイベントを企画したいです。
 
9.今回の巡礼で将来について考えなおしたこと
→外国語(特に英語)の学習をもっとやりたいのと、行ける機会があれば現地に実際赴いて、
現地の青年とコミュニケーションをして繋がりたいです。
 
10.イタリア料理でおいしかったもの
→イタリアで食べたマルゲリータはやはり絶品でした。
 
11.今回の1番大きな出会いはなにか
→今まで知らなかった日本の巡礼団のメンバーと出会えたことです。
 
12.今回の1番の喜びはなにか
→残念ながら4月に亡くなられた教皇フランシスコにお墓の前で手を合わせることができたことです。
 
最後に、、、
私の初めての海外がイタリアの巡礼となりました。同じ信仰を持っている様々な国の青年、
日本の巡礼団と繋がれたことがとてもいい経験でした。
2027年には韓国でWYDが行われます。
大分教区から参加したいと思ってくれるような分かち合いになっていれば嬉しいです。
今回参加する機会をくださった大分教区の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました!


 
大分教区神学生 安部 純

1.1番インパクトのあったことはなんですか?
私も初めての海外で、しかもローマに行くことができて、教会の雰囲気や見た目の感じが素晴らしかった。

2.一番きつかったことなんですか
教皇ミサの前晩にみんなで野宿をしたときに、途中雨も降ってきたことが大変な一晩でした。

3.キリスト者変わったこと
日本の教会だけを見てると、信徒の数は本当に少ないのですが、世界規模で見ると、
非常にたくさんの国の人たちと関わることができることは素晴らしい体験だった。

4.喜び・出会い
やはり日本だけではなく、他の国の人々、例えばイタリア、スペインといったカトリック国はもちろんのこと、
ウクライナからの青年とも交流できたこと。

5.大きい出会い
新教皇レオ14世を間近で見ることができたこと。

6.もう一回行ってみたいと思いますか?
今回とてもいい体験をさせていただいたので、ぜひもう一回行ってみたい。
これからも、例えば2年後の韓国・ソウルでのWYDもあるので、他の人々とも一緒に参加したい。

7.イタリア料理
パスタの中でもカルボナーラが好きなんですが、本場の味に感動しました。



 
大分教区青年 山口 さやか 
 
1"今回のローマ巡礼で一番インパクトを受けた事はなんですか?
→教皇ミサのために集まった会場での人の多さです。
どこまでが会場かわからないぐらい人で埋め尽くされていて、
こんなにカトリック信者が世界中にいるのかと驚きました。
あと、聖なる扉がある4つの大聖堂はすごく記憶にのこっています。
大きさ、外観、聖堂内の造り、歴史を感じることができて、全てに圧倒されました。
 
2"一番きつかったことは何ですか?
→野宿です。
お風呂に入れないのが辛かったです。笑
夜中に10分ぐらい小雨が降ってきたときは焦りました、、笑
 
3"もう一回行ってみたいと思いますか?
→機会があればまた参加したいと思います!
 
4"カトリック信者であることをどう思いますか?
→日本だと少数ではありますが、このようなイベントのおかげで日本や世界のいろんな人と出会うことができて、
カトリック信者でよかったと思いました。
 
5"キリスト者であることについて考えが変わりましたか?
→変わったというよりは、巡礼での活動や交流を通して、自分がなりたかった人間像や考え方を再認識できました。
 
6"日本の教会ではなぜ若者が少ないのでしょう?
→カトリックといえば海外の宗教というイメージが強く、知らない人はまだまだたくさんいると思います。
 
7"どうしたら洗礼を受ける人が増えると思いますか?
→洗礼のことを知る機会、詳しくなれる勉強会てきなものが定期的にあると、
教会に通っているまだ洗礼を受けてない方にも知ってもらい、
受けたいと気持ちになってもらえるのかなと思いました。
 
8"青年として新たにやってみたい活動とかありますか?
→もっと青年同士で知り合う機会が作れるような、活動があればいいなと思います。
 
9"今回の巡礼で将来について考え直したことがあれば教えてください。
→初めてのヨーロッパで、海外の教会をたくさんみて、他の国の教会もみてみたいなと思いました。
 
10"イタリア料理で一番美味しかったものを教えてください。
→イタリア料理も美味しかったんですが、
日本食が恋しくなったタイミングで食べた中華料理が1番美味しかったです。笑
あと、ワインがどれもおいしかったです!
 
・ 今回の1番大きい出会いはなんですか?
→日本の巡礼チームの人たち、特に多くの時間を一緒に過ごした同じ班の人たちです!
 
・ 今回の1番の喜びはなんですか?
→新教皇を数メートルの近さで見れたこと、教皇様のミサに参加できたことです!
 
最後に、、、
今回、巡礼に参加できて本当に良かったです。
新しい出会いや経験をたくさんし、すごくたのしかったです。
参加する機会をくださった教区のみなさんありがとうございました!


教区召命の日の意義、教皇メッセージの抜粋や若者たちの活動紹介

 はじめに、貴重な時間を取っていただいた信徒の皆様、このメッセージを伝える機会を下さった主任神父様に感謝申し上げます。
 さて、ご存じのように、本日は10月の第二日曜日、私たち大分教区にとって召命の日です。この機会に、 神学生、志願生、すべての志ある若者のために祈りたいと思います。この召命の日を毎年記念することの意義は、なにより召命の減少という課題に対して、その実りを増やすために祈りをささげ、神からの呼びかけによく耳を傾けるということです。これまで、中高生や青年で召命をテーマにして集まりを開催したり、祈りの場を 設けたりしておりましたが、今年は、私たち青年が召命についてのメッセージを携えて、大分と宮崎のいくつかの教会を分担して訪問し、信徒の皆様と分かち合う機会を設けました。

 『召命』とは司祭・修道者だけのものでしょうか?いいえ、一信徒として、結婚や家庭生活を通して、また 共通善のために働く仕事を通して、信仰を周りの人々に証していくことも、立派な召命です。今日(10/12)の福音でもイエスは「立ち上がって、行きなさい。あなたの信仰があなたを救った。」と言います。イエスは、 神の前で何も隠すことなく"ありのままの自分"を表明すること、そういう信仰を望んでいるのではないかと思います。
 先月7日にローマで列聖された、聖カルロ・アクティス(2006年に15歳で死去)と聖ピエル・ジョルジョ・ フラッサーティ(1925年に24歳で死去)は、どちらも若き聖人です。貧しい人や病気の人を癒すことを通して、あるいはインターネットでご聖体の秘跡について世界に広めることを通して、信仰を証しました。彼らは、そして他のすべての聖人も、まだ若い時に神に対して「はい」と答え、主に自分の全てを明け渡して、自分のためには何も残しませんでした。私たちも、神の呼びかけに素直に「はい」と答え、聖霊の導きに全てをゆだねる勇気をもちたいものです。

 昨今、私たちを取り巻いているのは、デジタル、AI…特に若者の皆さんはよくご存じでしょう。私たちは 日常的に、継続的にSNSを利用しています。SNSは確かにコミュニケーションの幅を広げる便利なツールです (時に宣教の手助けとなる)。しかし、そればかりにとらわれると、特にAIの急速的な進歩に乗っ取られると、友情は薄いものとなり、孤独に陥るでしょう(実際そうなっています)。それらはフェイクニュースや  暴力、搾取の温床となっていることも忘れてはなりません。キリストにおける連帯、平和的で友愛に満ちた  共生を私たちが宣べ伝えていく必要があります。

 このようないわば混沌とした時代の中で若者が、自分のよさや価値に気づくには、どのような助けを与えたらいいでしょうか?自分らしさ、自分の良さ、自分の内面の美しさを知るには、鏡を見ても仕方ありません。  前教皇フランシスコは「魂の自撮りはできません」と表現します。幸せになるには、他の人の助けが必要です。写真を誰かに撮ってもらわないといけません。つまり、自分の中にこもらずに、他の人、特に最も困窮する人のもとへ出向くことです。私たち青年は大分教区だけではなく九州内、あるいは日本、時には世界という単位で 他の青年との出会いの場を大切にしています。今夏、ローマでのイベントに大分からも何人かの青年が参加しました。未来の青年である若者の皆さんも、同じ信仰をもつ仲間との出会いをどうかこれからも大切に持ってほしいと切に願います。

 さて、召命の歩みに同伴する方々は、希望に満ちた、辛抱強い信頼をもって、恐れずに若者たちに同伴しなければなりません。それは、若者にとっての、耳を傾けてくれる人、敬意をもって受け入れてくれる人になるということです。召命とは決して心に秘めておくものではなく、信じ、愛し、希望する教会共同体の中で育まれ、 強められていくものです。神の呼びかけに独りの力で応えられる人はどこにもいないのですから、私たちの誰もが、兄弟姉妹の祈りと支えを必要としているのです。今年は25年に一度の聖年、希望に満ちた恵みの聖年です。「熱意をもって若い世代に心をかけることは教会と世界の喜びであり希望なのです」と聖年の大勅書は述べています。これからの教会のためにもどうか皆さんで、ここにいる全ての若者のために祈り、励まし、希望を 伝えてください。また青年、若者の活動にこれからも霊的・物的なご支援を合わせてお願いいたします。

 ロザリオの月にあたり、聖母マリアに全てをゆだねて。ご清聴ありがとうございました。

                                 大分教区青年団
 
0
6
6
1
3
1
TOPへ戻る