ペトロ・カスイ岐部神父記念公園
ペトロ・カスイ岐部神父記念公園
「私の名はペトロ・カスイ、父ロマノ岐部、母マリア波多の子。当年33歳。生まれは日本の豊後国浦辺」
これは、イエズス会入会にあたり1620年に岐部神父が書いた『由緒並びに召命に関する小報告書』の一文である。ロマノ岐部は岐部の城主岐部一辰の親戚であり家臣であったから、ここが岐部神父の出身地である。
1639年の岐部神父の殉教の方に接したローマでは、彼を福者にという話が持ち上がったが、禁教下の日本ではその調査もできず、岐部神父の名は次第に時代の中に埋もれて行った。
彼の名が再び表舞台に出るようになったのは、イエズス会のフーベルト・チースリック師の尽力によるものである。1963年、岐部城址に記念公園が整備され、1965年には舟越保武氏作の「ペトロ・カスイ岐部神父の像」が建てられた。また、公園に隣接する「国見ふるさと展示館」では、岐部神父の資料などが展示されている(入場料:大人200円)。
ペトロ・カスイ岐部神父記念公園
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ペトロ・カスイ岐部神父公園へのアクセス
所在地 国東市国見町岐部字蔵屋敷
大分方面から国道10号線を北上、日出町で国道213号から大分空港方面へ。または高速道路で速見JCで日出バイパス、大分空港道路で大分空港方面へ。
大分空港から国道213号線をさらに北上し、国東市国見町に入り、松ヶ尾トンネルを抜けて1kmほど先の区道わき左側に公園がある。大分市内から1時間45分から2時間以上かかる。
北九州方面からは国道10号線から宇佐市内で国道213号線に入り、豊後高田、そして国東方面へ。国見総合支所から約5kmほど先の国道右側にある。宇佐市内からは車で1時間10分ほどかかる。
駐車場:有
トイレ:有