本文へ移動

神学生ニュースレター【4/27更新‼】

神学科三年 山頭牧夫

大分教区メッセージレター 5月号

 大神学校の広い庭では、木の葉が太陽の光を浴びて気持ち良さそうにしております。新緑が色めき立つ今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?

 こちらでは、前年と同じメンバーで新しい学年度をスタート致しました。かわり映えしないメンバーではありますが、連携は取りやすくなっております。皆で力を合わせて、支えあいながら召命に応えていく所存です。

 さて神学校では土、日曜日を使って近隣の小教区で実習をさせていただいております。「今年はどこじゃろうか…」と思っていますと、佐賀教会に送っていただくことになりました。今年から初めてとなる実習先とのことで、信者の皆様も、私も、新鮮な気持ちでこの一年を迎えることになりそうです。良い時間が過ごせますようお祈り下さいませ。皆様いつも霊的・物的に私たちを支えてくださり本当にありがとうございます。心より御礼申し上げます。

 そして、遅ればせながら、「ご復活おめでとうございます!」復活したイエス様によりすがって、古い自分を脱ぎ去ることができる恵みを祈り、出来ることを探しているところです。

 また今回は、福岡に戻って聖香油ミサに与る機会がありました。そこで、ある神父様の司祭生活70周年のお祝いが行われました。今年99歳を迎えられる方なのですが、鋭い考えはご健在で、小教区で毎週説教をされているそうです。

 それに加えて、司祭生活60周年を現役司祭として初めて迎えられた神父様のお祝いに参加する機会を頂きました。

 両神父様が多くの人に祝われる姿の中に、これまでの神父様方の努力、喜び、苦労、祈りを垣間見たような気がしております。

 幸神父様の喜びのうちに執り行われた叙階式の後に、両神父様の司祭生活の実りを見せて頂きました。簡単な生き方ではないけれども、確かな喜びがある司祭召命に向かって行く気持ちが強まる思いを持っております。

 

 

 


2023年4月号


 桜は咲き誇り、まさに春満開といった今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?私の方では、あまりの暖かさに昼間は半袖で過ごしております。この調子なら、夏はどうなることかと不安にもなりますね…

 さて、ちょうど司教館から、神学校に向かう途中でこの記事を書いております。やはり、大分に戻ると「帰ってきて良かったな!」と思うことが沢山あります。まず、帰ってきて皆様が温かく迎えてくださる事です。「おかえり。」この一言を頂くだけでも、自分が受け入れて頂いている実感を受けます。本当にいつもありがとうございます。

 そして私事ですが、祭壇奉仕者としての認定を頂きました。奉仕者として皆さまにご聖体をお配りすると、私が司祭に近づいていている事を実感させられました。司牧生活が近づいている事に、期待と、果たすことができるかの不安の両方を感じております。しっかりと準備ができるよう、これからもお祈りと、ご指導宜しくお願い致します。

 横着な男ですので、良くない対応を取った事もあります。そしてこれから再び取るかもしれません。けれど、指摘頂いたことは本当に感謝しております。このような私ですが、これからも辛抱強く関わっていただければ幸いです。

 また、今回の休暇の中で、司祭叙階式という大きな喜びがありました。幸新司祭の、これまでのお祈りと、神様の望みと、信者の皆さまの願いが一つになった本当に美しい式だったように感じております。

 喜びに包まれた大分教会の中で、私も胸に熱いものがこみ上げてきました。幸新司祭をはじめ、皆さま本当におめでとうございます。これからも共に祈りあって、神様が用意される、それぞれの召命の道を力強く進んでまいりましょう!

2023年3月メッセージレター

「祈り」

 

 春を迎えるにはまだまだ早い気もしますが、一日の気温差が大きい今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。私の方では新しい事に挑戦を始めたのですが、これがなかなか上手くいきません。無事にやり遂げることが出来るようお祈り下さいませ。

 最近「祈り」について少々思うところがありました。35日に行われる祭壇奉仕者への選任式に向けて、黙想会に与ってまいりました。そのために、とある修道院にお世話になったのですが、そこでのミサの出来事です。

 ある高齢のシスターが聖体を頂いていた時のこと、手の中にあるご聖体をじっと見つめ、シスターはニッコリと笑顔を見せていました。これを見て、私までなんだか嬉しくなってしまった事が、とても印象に残っております。

 シスターがイエス様との強い交わりを持ち、それを生きていることを、あの笑顔は雄弁に語っているように私は感じたのです。この強い交わりを可能にしたのはいったい何なのでしょうか?

 私はそれが日々の祈りからくるものではないかと思うのです。日々の生活を、祈りと労働の中に置くシスターたちの祈りを、本当に美しく感じました。祈りの内に神様、イエス様との強い交わりが実現されていたのです。

 そして、シスターたちはこの祈りを私たちに向けて下さっていました。「いつも祈っています。」この言葉に、心から頼もしさを感じたように思います。「祈り」は神様と人をイエス様を通して繋ぎ、そして人と人をも結んでいきます。

 そう、いつも祈ってくださる皆さまに、いつも支えられていることを再確認させられました。独りでいるかのように感じてしまうときにも、確かに皆さまにつながっているのです。いつも霊的に、物的に支えてくださり本当にありがとうございます。

 これから新しいステップに進んでいく私たちのため、どうぞこれからもお祈り下さい。微力ながら、わたしも皆さまのためにお祈りさせていただきます。

 

神 イエス そして人 感謝

 
1
6
8
3
1
4
TOPへ戻る